天才は突然やってくる。携帯が鳴ると表示は見ると映像作家T。ハゲでガチャピンにそっくりだが作るモノがすごい。嫉妬抜きですごいと唸ってしまう存在は彼だけだ。
「にゃはは...今大丈夫ですかぁ」
普段顔合わせたり、電話したりすることは全然無いんだが、用事のあるときだけ急に現れる。
「...実はぁ...」
...言ってることの半分も理解できなかったけど、要はちょっと手伝いをして欲しい...ということらしい。ヨーロッパ企画のコンペに出品するんだとか。
「へぇ、珍しいなぁ。俺に出来ることなら喜んで。...なんか神が降りてきた感じなの?」
「うーん前のようなすごい神様じゃないんですけどぉ...まあちょっとこれで行こうかと...」
ガクッ...始める前からサラっと言いやがる。さすが天才の君らしいよ。

コメントする