2009年1月アーカイブ
とりあえずVJ's bar・仮オープンにご来店ありがとうございました。
前日から仕込もうと思っていたチリビーンズの豆が見つからない上に、朝になってPCとプロジェクターとをつなぐD-subケーブルがない事に気づく。
しかもこの雨。...ああ、こんな忙しい中、バーなんかやるんじゃなかった。この時点で心が半分折れる。
傘で片手が塞がり、もう一方の手でてうんうん言いながらプロジェクターを抱えて運ぶ。半泣きになりながら吉祥寺のバシカメに行くと、見かねた店員がプロジェクターの箱に取っ手を付けてくれました(男泣)。
とりあえずPCとプロジェクターを接続。うまく接続出来ない無線LANをどうにか御しつつ、焦げ付きそうなるチリビーンズの鍋をかき混ぜ、かき混ぜ、近所のピーコックまでバケットを買いに走る。
3時間も早く店に入ったのに、あたふたするうちにあっという間に開店時間。とりあえずやって来たのは家人とその友人。続けて大学のゼミの同窓生のE。で、いつもの死神酋長。まだ4人しか来てないのに、もう既に僕はカウンターに釘付け。せっかく設置したPCに近づくことすら出来ず、たまたまPCの近くに居た死神酋長に半ば無理矢理、PCのオペレートを頼む。「とりあえずなんかyoutubeでサーフしてください!!」
開始早々なし崩し的な展開。...結果これで終演まで何とか間を持たす事が出来たんですけど...。よく分からない日本料理の紹介ムービーが馬鹿ウケ(酋長セレクツ)。
そんで、職場のケンちゃんとその彼女Sさんが来店。...と、ここで気づく。俺含め7人が、出身大学、同じ。なんだよこれ、同窓会か!?なんだ俺のこのネットワークの狭さ。
この時点で料理と酒のサーブでてんてこ舞い。そこで追い打ちをかけるように家人が「あのさぁ、ブラディマリー飲みたいんだけど...」テメェ...黙って生中だけ飲んでろ!難しいもん頼むんじゃねーよ。トマトジュースとウォッカってのは分かるけど、比率はどうなのか?当然、店の酒なんで適当に混ぜることはできない。カウンターに置かれたアンチョコを見ると「ウォッカ45mlにトマトジュース(適宜)を混ぜ、レモンを...」とある。その適宜が知りたいんだっつーの!
なんだかんだで、この後、職場の仲間4人がさらに来店。雨が激しくなっていたせいで、客も回転せず、結局最大11人の客が店内にひしめく。
「雨だし金曜の夜だからさ、電車込むんじゃねえ?」と言い訳半ば、内心11時には〆始めないと絶対俺は終電を逃す、お前ら早く帰れ!!と半ば無理矢理全員を強制的に追い出す。が、もう既に疲労も限界。お会計もまともに出来ない状態。...もちろん俺は呑んでいないのだが。実際洗い物と集計に一時間以上もかかり、恵比寿駅から終電で帰る。
うーん。バタバタと過ぎてみればそれなりに充実感のあった初日ではあったが...。やっぱバー運営はバー運営。+αにはとても手が届かない。カウンターを挟んで客をもてなすのはとても刺激的な体験なのではあるが。ただでさえ狭い店内はプロジェクターの投影スペースの為に3分の1は殺さなければならないし。サービ以外にやりたいことはほとんど出来ない。やっぱイベントはイベントでやんなきゃだなあ。どっちつかずで色々と学ぶ事の多い初日。こんな実験的な試みにつき合って頂いたお客様にはただただ感謝。
「まあアンタ、みんなに愛されてるわよねえ」
とやや冷笑気味な家人。しかしグウの音も出ないね。中年のリアリティバイツな一日。
このオバハンは一人プリンターに向かって音楽を作ってるんだ...という想像。
